株式会社スリーシェイクは6月9日、「製造業におけるデータ連携の実態調査」の結果を発表した。
同調査は、全国の製造業従事者100名を対象に実施した製造業におけるデータ連携の実態についての調査結果をまとめたもの。
同調査で、現在の業務システム環境について尋ねたところ、「オンプレミス環境とクラウド環境が混在している」が41.2%、「オンプレミス環境が中心」が33.3%となり、約7割の企業がオンプレミス環境を含む構成で運用していることが判明した。「クラウド環境中心」は約3割にとどまり、製造業では既存システムを活用しながらDXを進めている企業が多い実態がうかがえるとしている。
システム間のデータ連携方法について尋ねたところ、「一部自動化されているが手作業も含まれる(CSV出力など)」が36.3%で最多となり、「手作業(ExcelやCSVを用いた連携など)が中心」が30.4%で続き、多くの企業で、依然として人手を介した運用が残っている実態が明らかになった。なお、「データ連携ツールなどによる自動連携」が7.8%、「内製でのスクラッチ開発」が4.9%など、自動化に取り組む企業も一定数見られた。
データ連携に関して現在感じている課題を尋ねたところ、「手作業による処理が多い」が23%、「改修や変更に時間・コストがかかる」が20%で上位となった。「データの整合性が取れていない」や「外部ベンダーへの依存度が高い」といった回答も一定数見られ、システム改修や運用変更を柔軟に進めづらい状況もうかがえる結果となっている。
現在のデータ連携について、十分に効率化されていると感じるか尋ねたところ、「ほとんど効率化されていない」が22.5%、「あまり効率化されていない」が29.4%となり、約5割が効率化に課題を感じていることが判明した。「十分に効率化されている」は7.8%にとどまり、多くの企業で依然として改善余地が残っている実態もうかがえるとしている。




