Apache HTTP Server に RewriteCond ディレクティブの実装不備 | ScanNetSecurity
2025.12.06(土)

Apache HTTP Server に RewriteCond ディレクティブの実装不備

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月28日、Apache HTTP ServerにおけるRewriteCondディレクティブの実装不備について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月28日、Apache HTTP ServerにおけるRewriteCondディレクティブの実装不備について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

Apache HTTP Server 2.4.64

 The Apache Software Foundationが提供するApache HTTP Serverには、RewriteCondディレクティブの実装に不備があり、"RewriteCond expr ..."という形のテストが全てtrueとなる問題(CVE-2025-54090)があり、想定していない条件で書き換え処理が行われる可能性がある。

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。本脆弱性は「Apache HTTP Server 2.4.65」で修正されている。

《ScanNetSecurity》

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