株式会社富士山マガジンサービスは6月20日、同社が運営するウェブサイト「Fujisan.co.jp」への不正アクセスによる個人情報が漏えいした可能性について発表した。
これは5月31日から、「Fujisan.co.jp」に主に海外から大量の不正アクセスが発生していることを同社セキュリティシステムで検知し、6月6日付で同社顧客サポートデスクに情報漏えいの可能性を指摘する問い合わせがあったため、社内調査を進めたところ、問い合わせのあった顧客の「マイページ」への直接的なアクセスは確認できなかったが、対応策を検討するなかで、先に問い合わせのあった顧客以外の3名の顧客の「マイページ」への不正ログインが6月13日に判明したというもの。同社では当該ユーザのパスワードの強制変更と「マイページ」へのログインの制御、攻撃元のIPアドレスのブロック、個人情報参照画面のリクエスト制限のモジュール導入を実施し、それ以降は不正アクセスが止まったことを確認している。