キヤノン製スモールオフィス向け複合機にバッファオーバーフローの脆弱性 | ScanNetSecurity
2025.06.20(金)

キヤノン製スモールオフィス向け複合機にバッファオーバーフローの脆弱性

 キヤノンマーケティングジャパン株式会社は5月23日、キヤノン製スモールオフィス向け複合機におけるバッファオーバーフローの脆弱性について発表した。対象機器は下記URLの通り。

脆弱性と脅威

 キヤノンマーケティングジャパン株式会社は5月23日、キヤノン製スモールオフィス向け複合機におけるバッファオーバーフローの脆弱性について発表した。対象機器は下記の通り。

MF656Cdw
MF654Cdw
※対策ファームウェアバージョンVer5.07以降

 キヤノン製スモールオフィス向け複合機にはバッファオーバーフローの脆弱性が複数存在し、有線ルータあるいはWi-Fiルータなどを介さずにインターネットに直接接続している場合、インターネット上の第三者に任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害(DoS)攻撃を受ける可能性がある。

 同社によると、本脆弱性を利用した被害は現時点で確認されていないが、最新のファームウェアへのアップデートを呼びかけている。

 また同社では、対象機器をインターネットに直接接続せず、ファイアーウォール製品や有線ルータあるいはWi-Fiルータで構築した安全なプライベートネットワークでインターネットにアクセスできる環境で、プライベートIPアドレスを設定して使用することを推奨している。

《ScanNetSecurity》

関連記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 永世名誉編集長 りく)

×