英国の大手小売企業のマークス&スペンサー(M&S)は、「サイバーインシデント」の影響により非接触型決済が依然として利用できず、注文の遅延は今後もしばらく続く可能性があると発表した。
衣料品、家庭用品、農産物などを取り扱う M&S は、4 月 22 日(水)の夕方に顧客への最新情報で、クリック&コレクトの注文も追って通知があるまで停止し、自宅への商品の配送にも遅延が生じる可能性があると述べている。
またランサムウェアに関する情報の開示とともに、社内プロセスの一部が一時停止になったことも付け加えられた。
The Register 誌はランサムウェアの関与の有無について M&S に問い合わせたが、その点については直接言及されていなかった。しかし提供された情報は、ネットワーク保護のための対策を講じているという同社の当初の開示内容と一致している。