[予約特価受付は今週末 3/16 迄] Scan PREMIUM Monthly Executive Summary ~ SCAN2024年鑑.pdf | ScanNetSecurity
2025.03.12(水)

[予約特価受付は今週末 3/16 迄] Scan PREMIUM Monthly Executive Summary ~ SCAN2024年鑑.pdf

 Scan PREMIUM Monthly Executive Summary は、毎月上旬に、前月に起こった様々な事象を振り返る寄稿記事で、大きく「総論」と「各論」の 2 パートにわかれ全文は Scan PREMIUM 会員限定でメールマガジンでのみ提供していますが、総論のみ Web サイトにも公開していますので、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。

おしらせ
(イメージ画像)

 本誌の人気連載 Scan PREMIUM Monthly Executive Summary の著者である岩井博樹さんとは数ヶ月に一度くらいの頻度で打ち合わせを行うのですが、毎回編集会議兼打ち上げ慰労会ともなっており「軽く一杯」となることがほとんどです。

 岩井さんとの打ち合わせ兼打ち上げで心がけていることがひとつあって、それは「飲むなら明るいうちから」ということです。何を言っているのかと自分でも思いますが書き続けますと、たとえ日が短い時期でも店舗のオープンになるべく近い時刻に予約して集合するようにしています。

 店選びをする際の方針としては「ほんの少し敷居の高い良い店」を探すことで、ここ数年は毎回クラフトビールの世界で名の通ったブランドの直営店に行くことが増えています。「富士桜高原麦酒」という店がかつて都内にあって、まるで寿司店のような清潔で高級な白木の内装で気に入っていたのですが、岩井さんと 2 回目の訪問をする前にコロナの影響で閉店してしまったから残念な限りです。

 改めてこうやって書いていて不思議になってきたのは、いろんな寄稿者の方やライターさんと打ち合わせや慰労会などをやることはコロナで減ったとはいえごくたまにあるのですが、明るいうちから始めると決めて、ある程度それを毎回守っているのは岩井さんだけだということです。

 極端なたとえですが海外出張に行くと、国にもよりますが酒を飲むこと自体が社会的にあまり歓迎できない、犯罪寄りあるいはマイルドなドメスティックバイオレンスに似たベクトルを持つ行為であったり、あるいはここ日本でもたとえば昼間に JR 上野駅のホームで飲酒していたりすると、もしそれが自分自身が当事者だと考えた場合、相当にヤバいことをしている実感が迫ってくるのはきっと止められないということです。

 ここで言いたい仮説とはつまり、岩井博樹さんの仕事や仕事に取り組む態度には、確固とした倫理感の柱が存在しており、その柱に対する感動や尊敬から副次的に生まれる安心感によって記者はきっと明るいうちから飲みたくなるのだ、ということです。

 お茶目な卓球に、いろいろあったとはいえ大人の分別のある瀧がいることで電気グルーヴのバランスがとれるような、そういう揺るがない安心感を Scan PREMIUM Monthly Executive Summary の寄稿者、株式会社サイント 代表取締役 兼 脅威分析統括責任者 岩井博樹氏は与えてくれます。

 Scan PREMIUM Monthly Executive Summary は、毎月上旬に、前月に起こった様々な事象を振り返る寄稿記事で、大きく「総論」と「各論」の 2 パートにわかれ全文は Scan PREMIUM 会員限定でメールマガジンでのみ提供していますが、総論のみ Web サイトにも公開していますので、ご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。

 各論は「2.脅威動向」「3.脆弱性」「4.インシデント」「5.その他」と 4 つのパートにわかれています。毎回 30 から 40 件程度のニュースや記事等々がピックアップされ、それぞれに 2 ~3 段落程度の岩井氏によるコメントがつくというシンプルなものですが、これが ScanNetSecurity の大人気連載なのです。

 一度、結構な規模の Threat Intelligence の会社のカントリーマネージャーから「うちの社員も読んでるから!」と言われたことが 2 度 3 度ならずあり、プロからの評価も高い連載です。

 岩井氏は、国内セキュリティ大手からグローバルファームを経て独立し、現在の Threat Intelligence の会社を起業しました。LAC 時代から本誌は取材等々で継続的にご協力をあおいできましたが、会社設立のタイミングで Scan PREMIUM Monthly Executive Summary の企画提案を申し上げて連載が始まりました。連載の趣旨と目論見についてインタビューした記事がありますのでご関心あればご一読ください。

 株式会社サイント起業の思いについても時間をいただいてお話を聞いて記事にしています。ちなみにこのインタビューは例によって「明るいうちから一杯」の間に行われました。Meta のマーク・ザッカーバーグの伝記映画で、大学生たちがウォッカまたはテキーラなどをショットグラスで次々と飲み干しながら、コンピュータプログラミングの競技を行うシーンがありますが、シュマッツ赤坂店で話を聞いていると、酔うほどに集中力の芯が剝き出しになっていくような感覚がありました。

 今年 2025 年から、過去 1 年分の Scan PREMIUM Monthly Executive Summary をまとめて「年鑑.pdf」として販売しています。サブスクの Scan PREMIUM を契約するのはちょっとだるいし、あるいはメールの形で配信される Scan PREMIUM Monthly Executive Summary をそもそも受け取れないという人もあるいはいらっしゃるかもなどと考えました。

 3月16日(日)まで「Scan Executive Summary 2024.pdf」を予約特価で受け付けておりますので、詳しくは販売ページをご確認ください。

 なお、次回の岩井氏との打ち合わせは「下北沢の」BREWDOG を検討しております。

《高橋 潤哉( Junya Takahashi )》

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