三重県は2月22日、誤った添付ファイルのメール送信による個人情報の漏えいについて発表した。
これは2月12日午前10時10分頃に、障がい福祉課の職員が障がい福祉施設従事者の人材育成検討部会の運営委員8名に委員名簿をメールで送信した際、誤って委員全員の個人情報を含んだファイルを送信したというもの。同日午前10時45分頃に、運営委員からファイルに個人情報が含まれていると連絡があり、発覚した。
本来は委員名や所属名などの個人情報を含まない委員名簿を送信すべきところ、担当者が十分なチェックを行わずに自宅住所などの個人情報を含んだシートを含むExcelファイルを添付して送信したことが原因。
漏えいしたのは、人材育成検討部会委員53名分の自宅住所、電話番号、メールアドレスを含む個人情報。
障がい福祉課では同日午前11時30分に、運営委員8名にメール及び電話で、当該メール及びファイルの削除依頼と謝罪を行っている。また2月19日までに、運営委員以外の委員45名に対し電話で説明と謝罪を行っている。
同県では今後、会議資料をメール送信する際、添付ファイルはPDF化したものにするとともに、送信する前にファイル内容を複数人でダブルチェックすることで再発防止を徹底するとのこと。