レバレジーズ株式会社は1月28日、「IT人材の正社員転職/フリーランス市場動向12月」を発表した。
同レポートでは、同社のデータを用いて算出したIT人材の正社員転職/フリーランス市場における需給の変化をまとめている。
同レポートによると、IT人材の転職市場は引き続き売り手市場で、2024年12月時点でのIT人材の転職求人倍率は11.6倍、正社員求人数は前年同月比130%、転職希望者数は前年同月比136%と増加傾向で、ともに過去最高値を更新している。
主要な職種・スキル別の転職求人倍率について、最も高いカテゴリは「セキュリティ」の54.0倍で、「コンサル」が41.8倍、「PM」が24.6倍と続いた。DXを推進するために必要なスキルへの注目が高まる中、転職市場でもその傾向が顕著で、「コンサル」求人数は前年同月比132%、「クラウド」「セキュリティ」求人数は前年同月比120%以上の増加傾向となった。
レバレジーズ 代表執行役社長の高橋悠人氏は「既存システムをサイバー攻撃から守るための「セキュリティ」人材についても、その需要は契約形態を問わず今後ますます高くなるでしょう。」とコメントしている。