独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月8日、プラネックス製MZK-DP300Nにおけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社の石井健太郎氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
MZK-DP300N ファームウェアバージョン 1.05およびそれ以前
プラネックスコミュニケーションズ株式会社が提供する無線LANルータMZK-DP300Nには、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在し、攻撃者が当該製品にログインし機器設定に細工をした場合、当該製品にログインした状態のユーザが細工されたURLにアクセスすると、ユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとにファームウェアを最新版へアップデートするよう呼びかけている。