セコムトラストシステムズ株式会社は12月26日、「アタックサーフェス調査サービス」を12月11日から販売開始したと発表した。
同サービスは、インターネットに公開されている顧客のIT資産(アタックサーフェス)を同社のエシカルハッカーが調査し、その結果と対処法を調査レポートとして提供するもので、セコム株式会社の公開システムを対象とした定期的なアタックサーフェス調査で蓄積した知見も、同サービスを介して提供する。
「アタックサーフェス調査サービス」は、調査を一度のみ行う「スポット対応」と、年間を通じてサービスを継続提供する「長期対応」の2種類を提供、長期対応にはセコムトラストシステムズが緊急と判断した場合に調査を行う緊急調査も含まれる。
セコムトラストシステムズが提供を予定している「サイバーセキュリティ統合監視サービス(仮称)」では、今回提供を開始した、外部からのセキュリティチェックを行う「外周診断:アタックサーフェス調査」と、各センサーが出力するログデータを組み合わせてリスクを検出する「相関分析」で実現し、同社ではこれらのサービスを通じて、顧客のセキュリティリスク軽減と運用負荷の削減を支援する。