空気輸送システムの国内大手である三興空気装置株式会社は12月11日、10月24日に公表した同社へのサイバー攻撃によるシステムの停止について、調査結果を発表した。
同社では10月21日午後3時51分に、VPN接続を経由しguestアカウントを悪用して同社のネットワークにアクセスし、同日夜から同社のシステム・サーバにリモートランサムウェア攻撃を行った結果、同社の一部サーバ及びパソコンのデータが暗号化されて使用不能となり、サーバ内には「身代金」の支払いを求めるメッセージが残されていたという。アクセス元はリトアニアで、8月31日と9月13日にも同社ネットワークへの不正アクセスを確認している。