日本電気株式会社(NEC)は11月29日、適切なセキュリティコントロールとセキュリティ実装が可能な専門人材の育成強化に向け、国際的専門団体である「ISACA」と連携し、NECグループ社員向けの資格取得プログラムを強化すると発表した。
1969年に設立されたISACAは、情報システム、情報セキュリティ、ITガバナンス、リスク管理、情報システム監査、情報セキュリティ監査等の情報通信技術専門家の国際的団体で、世界188ヶ国以上に180,000名以上の会員と、世界各国に200以上の支部を有し、各地域のITプロフェッショナルの育成に貢献している。
NECグループでは、NECソリューションイノベータ株式会社がISACAと連携協定を締結し、ISACA認定トレーニング機関として2024年12月からNECグループ社員向けにCISA(Certified Information Systems Auditor)とCISM(Certified Information Security Manager)の認定トレーニングを実施、認定取得後も、最新情報の勉強会を毎週開催するなど、専門能力の維持をサポートする。
さらにNECグループでは、同社グループのセキュリティスペシャリストから公式トレーナーを輩出し講師を務めることで、現場で培ったシステム実装における知見に裏付けされた実践力の育成が可能となるとしている。
NECでは、CISAとCISMの認定トレーニングをNECグループ内だけでなく顧客にも提供予定。