独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月26日、WordPress用プラグインWP Admin UI Customizeにおけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性について発表した。佐藤芽生氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
WP Admin UI Customize ver 1.5.14より前のバージョン
gqevu6bsizが提供するWordPress用プラグインWP Admin UI Customizeには、格納型クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在し、管理権限を持ったユーザが細工したコンテンツを入力して管理画面をカスタマイズした場合、他のユーザが管理画面にアクセスした際にウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。なお開発者は、本脆弱性を修正した下記のバージョンをリリースしている。
WP Admin UI Customize ver 1.5.14