日本プルーフポイント株式会社は9月10日、同社のプラットフォームの機能の拡張について、同社イベントProtectカンファレンスで発表した。
同社では、AI、行動、脅威検知の集合体で、リスクを特定し軽減する「Proofpoint Nexus」と、メール、コラボレーションアプリ、ウェブ、データを使用する際に包括的な保護を提供するテクノロジーセット「Proofpoint Zen」を組み合わせることで、組織のエンドユーザーとセキュリティ担当者に人を中心としたHuman-centricな保護をもたらす、統合された一貫性のあるエクスペリエンスを提供する。
プルーフポイントの新しいプラットフォーム機能は下記のスケジュールでリリース予定。
・Proofpoint Collab Protection:2025年前半に全世界で利用可能になる予定
あらゆるメッセージング、コラボレーション、ソーシャルメディアアプリケーションで配信される悪意のあるURLをブロックするリアルタイムの高度な脅威対策を提供
・Proofpoint Posture Management:2025年第1四半期に全世界で利用可能になる予定
アイデンティティポスチャとリスクに基づいて推奨事項を提示し、アイデンティティ改善のための設定を実行
・新しいAdaptive Information Protection:2024年9月に利用可能になる予定
セキュリティチームが内部リスクを管理する上で、より積極的なアプローチを取ることを可能に
・生成AI保護の新しい拡張機能:2025年第1四半期に提供開始予定
組織が生成AIの利用を可能にすると同時に、構造化データと非構造化データの両方を過剰共有から保護
・ZenGuide:現在全世界で利用可能で、新しい従業員エンゲージメント機能は2025年第1四半期に提供開始予定
少数精鋭のセキュリティチームが、個々のユーザーのリスクプロファイル、行動、役割に基づいて、パーソナライズされた学習経路を自動化し、拡張することを可能に
プルーフポイントの最高経営責任者(CEO)であるSumit Dhawan氏は「以前はバラバラだったプロセスとテクノロジーを1つの統合プラットフォームに集約することで、新たなデジタルチャネルを保護し、組織のリスクを低減し、毎日リアルタイムでユーザーをより適切にガイドすることで、セキュリティの再定義に取り組んでいます」とコメントしている。