個人情報保護委員会は9月11日、株式会社NTTマーケティングアクトProCX等における不正持ち出し事案に対する個人情報の保護に関する法律に基づく行政上の対応について発表した。
NTTマーケティングアクトProCXが利用するコールセンタシステムを提供するNTTビジネスソリューションズでは、同システムの運用保守業務に従事するNTTマーケティングアクトProCXが派遣した元派遣社員がシステム管理者アカウントを悪用し、顧客データが保管されているサーバにアクセスし、顧客情報を不正に持ち出したことが明らかになっており、NTTマーケティングアクトProCXにテレマーケティング業務を委託していたクライアント69件の顧客情報 約928万件が流出が判明していた。