独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月29日、スマートフォンアプリ「Yahoo! JAPAN」におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社ブロードバンドセキュリティの志賀拓馬氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
Android アプリ「Yahoo! JAPAN」v2.3.1 から v3.161.1 まで
iOS アプリ「Yahoo! JAPAN」v3.2.2 から v4.109.0 まで
LINEヤフー株式会社が提供するスマートフォンアプリ「Yahoo! JAPAN」には、クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在し、ユーザの端末にインストールされた他のアプリを介して、当該製品の WebView 上で任意のスクリプトが実行される可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。