広島県は3月1日、県立高等学校職員の私用パソコンからの個人情報流出の可能性について発表した。
これは2月24日に、県立広島工業高等学校に勤務する職員が自宅で私用パソコンを使用していた際に、警告音とともにコンピュータウイルスへの感染を示す警告画面と連絡先が表示されたため、当該職員は不正アクセスであることを疑わず、表示された連絡先へ電話をかけ、相手の指示に従ってパソコンを操作したところ、パソコンへの不正な遠隔操作が行われたというもの。当該職員の私用パソコンには、所属校の生徒に係る個人情報は無かったが、過去に勤務した3校の学校で担当した生徒の個人情報が含まれており、パソコンの不正な遠隔操作で当該データが流出した可能性がある。