自由民主党は2月16日、フィッシング被害への注意喚起を発表した。
同党によると、金融機関(銀行)を装ったフィッシングサイト(偽サイト)へ誘導するメールが多数確認されている他、パソコンに偽のセキュリティ警告を表示して金銭をだまし取るサポート詐欺の被害も増加しており、2023年に発生したインターネットバンキングにおけるフィッシング詐欺の被害件数は11月時点で5,147件、被害額は80.1億円と過去最多であるという。
同党ではこれらの脅威に対応するために、「不審なリンクは開かない」「パスワードは長く複雑にする」「パスワードに加えて、アプリ等による複数の手段で本人確認を行う」といった基本的な対策(サイバーセキュリティ対策9か条)の徹底が重要としている。