独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月1日、Group Office におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社FFRIセキュリティの都築陽一氏と三井物産セキュアディレクション株式会社の荒牧努氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
Group Office v6.6.182 より前のバージョン
Group Office v6.7.64 より前のバージョン
Group Office v6.8.31 より前のバージョン
Intermesh BV が提供する Group Office には格納型クロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在し、当該製品にログインしているユーザのウェブブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。本脆弱性は下記のバージョンで修正されている。
Group Office v6.6.182 以降
Group Office v6.7.64 以降
Group Office v6.8.31 以降