アクセス解析CGI「An-Analyzer」にオープンリダイレクトの脆弱性 | ScanNetSecurity
2024.05.01(水)

アクセス解析CGI「An-Analyzer」にオープンリダイレクトの脆弱性

IPAおよびJPCERT/CCは、アクセス解析CGI「An-Analyzer」にオープンリダイレクトの脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月22日、アクセス解析CGI「An-Analyzer」にオープンリダイレクトの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

 有限会社アングラーズネットが提供するアクセス解析CGI An-Analyzerには、オープンリダイレクトの脆弱性(CVE-2024-22113)が存在する。影響を受けるシステムは次の通り。

・2023年12月31日以前に公開されていたアクセス解析CGI An-Analyzer

 細工されたURLにアクセスすることでこの脆弱性を悪用され、任意のWebサイトにリダイレクトされる可能性があり、結果としてフィッシングなどの被害に遭う可能性がある。

 JVNではワークアラウンドとして、同製品に含まれる loc.cgi ファイルを削除するよう呼びかけている。

 この脆弱性は、IPA産業サイバーセキュリティセンター サイバー技術研究室の岩田友臣氏が報告を行った。

《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×