独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月18日、複数の Dahua Technology 製品における認証不備の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。三井物産セキュアディレクション株式会社が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の製品の Build time が 2021 年 6 月より前のバージョン。
IPC-HX1XXX、HX2XXX、HX3XXX、HX5(4)(3)XXX、HX5XXX、HUM7XXX、HX8XXX
VTO75X95X、VTO65XXX
DHI-ASI7213Y-V3-T1
VTH542XH
PTZ Dome Camera SD1A1、SD22、SD49、SD50、SD52C、SD6AL
Thermal TPC-BF1241、TPC-BF2221、TPC-SD2221、TPC-BF5XXX、TPC-SD8X21、TPC-PT8X21B
Dahua Technology が提供する複数の製品には、認証不備の脆弱性が存在し、遠隔の第三者が細工したデータパケットを送付することによって当該製品の ID 認証を回避する可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。