独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は1月11日、IPAを騙った不審な電話等への注意喚起を発表した。
IPAでは、「あなたのスマートフォンにウイルスが入っているため情報処理推進機構で解析をしている」等の虚偽の説明による金銭を要求する不審な電話を確認しており、注意を呼びかけている。
不審な電話では、政府機関や弁護士事務所の名前を騙り、あたかも国や弁護士が対応しているような虚偽説明を行ったり、「個人情報なので誰にも相談しないように」と言い含めるなどの不安を煽る手口も確認している。
IPAでは、個人のスマートフォン等を解析し、それに対する金銭支払いが発生することは無く、IPA等を騙る疑わしい電話等を受けた場合は、IPA情報セキュリティ安心相談窓口まで連絡した上で電話等の内容について確認するか、最寄りの警察署まで連絡するよう呼びかけている。