独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月14日、OSS Calendar における SQL インジェクションの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。三井物産セキュアディレクション株式会社の井餘田笙悟氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
OSS Calendar v.2.0.3 より前のバージョン
シンキングリード株式会社が提供する OSS Calendar には、SQL インジェクションの脆弱性が存在し、細工されたリクエストを当該製品にログインしたユーザーが送信することで、任意のコードを実行されたり、データベース内の情報を窃取されたり改ざんされたりする可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートするよう呼びかけている。