独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月15日、ASUSTeK COMPUTER製RT-AC87Uにおける不適切なアクセス制御の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社ゼロゼロワンの早川宙也氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
RT-AC87U すべてのバージョン
ASUSTeK COMPUTER INC.が提供するRT-AC87Uには、不適切なアクセス制御の脆弱性が存在し、第三者が本来アクセスを想定していないファイルの読み書きをする可能性がある。
ASUSTeK COMPUTER INC.では2021年5月に、当該製品のサポートを終了しているため更新ファームウェアの提供は行われない。JVNでは、該当製品の使用停止および後継製品への移行を推奨している。
ASUSTeK COMPUTER INC.では、当該デバイスを停止するまでの間はTFTPサーバを停止することを推奨している。