独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は11月10日、Remarshal における YAML エイリアスノードの展開処理に関する脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社ステラセキュリティ/株式会社アカツキゲームスの小竹泰一氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
Remarshal v0.17.1 より前のバージョン
Remarshal Project が提供する Remarshal には、YAML エイリアスノードの展開を無制限に行うため、Billion Laughs Attack によるサービス運用妨害(DoS)攻撃を受ける可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版にアップデートするよう呼びかけている。なお当該脆弱性は、Remarshal v0.17.1 で修正されている。