独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月16日、web2py における OS コマンドインジェクションの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社ラックの山根将司氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
web2py 2.24.1 およびそれ以前
Webアプリケーションフレームワーク web2py には、OS コマンドインジェクションの脆弱性が存在し、ログ出力で notifySendHandler を使うように初期設定から変更している場合、細工された Web リクエストを処理することで、当該製品を使用している Web サーバ上で任意の OS コマンドを実行される可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版にアップデートするよう呼びかけている。