株式会社NDIASは9月25日、暗号・通信プロトコルなどの特定の新規公知脆弱性情報の配信サービスの提供を同日から開始すると発表した。
自動車では、サイバーセキュリティの国連規則(UN-R155)の発効に伴い、自動車のライフサイクルを通して情報を継続的に監視し最新に保つこと、各車種との関連性を判断できるなどの脆弱性情報の管理が求められている。
同サービスでは、自動車とセキュリティに精通した専門家がSNS、セキュリティニュースなどの公開情報から、SOME/IP(Scalable service-Oriented MiddlewarE over IP)などの暗号・業界特有の通信プロトコルに関する新規公知脆弱性情報を継続的に監視し、重大性や実現性を考慮した上で、必要に応じて関係部署にアラートを通知するとともに、解説を行う。
新規脆弱性のトリアージ・アラートは随時、新規脆弱性の一覧と新規重大脆弱性の解説は四半期毎に提供する。