株式会社エーアイセキュリティラボは9月30日、脆弱性診断の自動化ツール「AeyeScan」のアップデートについて発表した。
「AeyeScan」は、AIとRPA(Robotic Process Automation)を活用したSaaS型Webアプリケーション脆弱性診断ツールで、診断結果は画面キャプチャ付きの画面遷移図で可視化するだけでなく、日本語レポートで提供される。
AeyeScan では、特定機能のみコンパクトに診断したり自動巡回では操作が難しい画面や機能に対応するために、リモートブラウザによる手動巡回機能を備えているが、今回のアップデートでは「リモートブラウザによる手動巡回に別タブを操作する機能」を追加、入力フォームと規約同意の画面が分かれている等の2つのブラウザを同時に操作する必要があるようなWebサイトで、タブを切り替えながら画面操作ができるようになる。
その他、今回のアップデートでは、下記の機能追加・変更と修正・改善を行っている。
■機能追加・変更
・スキャン詳細に巡回・スキャンに実際にかかった総時間を表示するよう変更
■その他修正・改善
・巡回精度の向上
・リモートブラウザによる手動巡回での記録時、1画面のコンテントサイズが8MBを超過している場合に警告を出すよう修正
・xlsx形式の画面遷移図のダウンロードに失敗するケースがある問題を修正