株式会社LogStareは9月7日、グローバルセキュリティエキスパート株式会社(GSX)と協業し、ログ分析プラットフォーム「LogStare M365」とセキュリティ診断をワンストップで提供すると発表した。
LogStareが開発・提供する「LogStare M365」は、Microsoft 365のログ収集とレポートに特化したクラウドサービスで、Microsoft 365の監査ログをセキュリティ、DX、働き方の3つの視点で可視化する。
GSXではこれまでも、中堅・中小企業向けにクラウドセキュリティ設定診断サービスを提供しており、M365セキュリティ診断サービスでは下記の対象製品について、Microsoft 365およびAzure AD(Active Directory)が適切に設定されているかを診断・評価していた。
対象製品
・Azure AD
MFA認証、認証方式、管理者マネジメント、パスワード管理/保護、アカウント情報保護など
・Sharepoint Online
認証方式、ATP(Advanced Threat Protection)設定、オンラインデータ分類ポリシーなど
・Exchange(Outlookメール、予定表、連絡先)
認証方式、ATP設定、メール添付フィルタリング、予定の外部共ポリシーなど
・Teams
外部共有ポリシー、DLP(Data Loss Preventation)ポリシーなど
・Skype for Business
認証方式、ATP設定、外部ドメイン接続ポリシーなど
・OneDrive
認証方式、ATP設定など
・モバイルアクセス管理
・WebApp全般(Web版Officeなど)
Cloud App Security設定
・監査ポリシー設定
GSXはLogStareと協業することで、Microsoft 365に特化したセキュリティ診断を通じた課題の抽出に加え、企業での対策が遅れるログ管理や監査運用を LogStare M365 で実現できる。ログ管理およびセキュリティ診断を実行することで、不適切なアクセス権限設定に基づく不正アクセスが存在しないかなど、Microsoft 365導入・運用におけるセキュリティ課題を解消する。