キングソフト製「WPS Office」に OS コマンドインジェクションの脆弱性 | ScanNetSecurity
2024.05.02(木)

キングソフト製「WPS Office」に OS コマンドインジェクションの脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月12日、キングソフト製「WPS Office」における OS コマンドインジェクションの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月12日、キングソフト製「WPS Office」における OS コマンドインジェクションの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

WPS Office バージョン10.8.0.6186

 キングソフト株式会社が提供していた旧製品「WPS Office」には、OS コマンドインジェクションの脆弱性が存在し、中間者攻撃(Man-In-The-Middle attack)が可能な遠隔の第三者により製品を不正なサーバに接続され、細工されたデータを送信されると、製品がインストールされたシステム上で任意の OS コマンドを実行される可能性がある。

 キングソフトでは「WPS Office」のサポートを終了しており、修正アップデートは提供されない。後継製品である「WPS Office2」への移行を推奨している。

《ScanNetSecurity》

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