独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は6月14日、Fortinet 製 FortiOS および FortiProxy の脆弱性対策について発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。
FortiOS バージョン 7.2.0 から 7.2.4
FortiOS バージョン 7.0.0 から 7.0.11
FortiOS バージョン 6.4.0 から 6.4.12
FortiOS バージョン 6.2.0 から 6.2.13
FortiOS バージョン 6.0.0 から 6.0.16
FortiProxy バージョン 7.2.0 から 7.2.3
FortiProxy バージョン 7.0.0 から 7.0.9
FortiProxy バージョン 2.0.0 から 2.0.12
FortiProxy 1.2 系の全てのバージョン
FortiProxy 1.1 系の全てのバージョン
FortiOS-6K7K バージョン 7.0.10
FortiOS-6K7K バージョン 7.0.5
FortiOS-6K7K バージョン 6.4.12
FortiOS-6K7K バージョン 6.4.10
FortiOS-6K7K バージョン 6.4.8
FortiOS-6K7K バージョン 6.4.6
FortiOS-6K7K バージョン 6.4.2
FortiOS-6K7K バージョン 6.2.9 から 6.2.13
FortiOS-6K7K バージョン 6.2.6 から 6.2.7
FortiOS-6K7K バージョン 6.2.4
FortiOS-6K7K バージョン 6.0.12 から 6.0.16
FortiOS-6K7K バージョン 6.0.10
Fortinet 社では、FortiOS 及び FortiProxy に関する脆弱性を公表しているが、対象の製品でヒープベースのバッファオーバーフローの脆弱性を確認している。
本脆弱性を悪用された場合、認証されていない遠隔の第三者によって細工したリクエストを送信され、任意のコードまたはコマンドを実行される可能性がある。
IPAでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートするよう呼びかけている。なお開発者は、本脆弱性を修正した次のバージョンをリリースしている。
FortiOS バージョン 7.4.0 あるいはそれ以降
FortiOS バージョン 7.2.5 あるいはそれ以降
FortiOS バージョン 7.0.12 あるいはそれ以降
FortiOS バージョン 6.4.13 あるいはそれ以降
FortiOS バージョン 6.2.14 あるいはそれ以降
FortiOS バージョン 6.0.17 あるいはそれ以降
FortiProxy バージョン 7.2.4 あるいはそれ以降
FortiProxy バージョン 7.0.10 あるいはそれ以降
FortiOS-6K7K バージョン 7.0.12 あるいはそれ以降
FortiOS-6K7K バージョン 6.4.13 あるいはそれ以降
FortiOS-6K7K バージョン 6.2.15 あるいはそれ以降
FortiOS-6K7K バージョン 6.0.17 あるいはそれ以降
また、製品開発者によると、SSL-VPN を無効にすることで、本脆弱性の影響を軽減できるとのこと。