東京都は5月18日、中小企業サイバーセキュリティ対策継続支援事業の募集を開始すると発表した。
同事業では2023年7月から2024年2月にわたって、社内でサイバーセキュリティ対策の中核を担う人材の育成支援に向けたセミナーやワークショップ、課題解決を実践的にサポートする専門家の派遣を実施する。
支援内容は下記の通り。
・セミナー(全10回):2023年7月~2024年1月実施
中小企業がセキュリティ対策を進める際に悩みがちなポイントを解消する、実践的な内容のセミナーを開催。最新のサイバー脅威への対処法やサプライチェーン対策など、業務に直結する内容を取り扱う。
・ワークショップ(全10回):2023年7月~2024年1月実施
セミナーで得た知識をもとに、グループメンバーで課題や取り組み事例、問題点を共有し、他社の事例に対して全員で対策を検討・議論する。
・専門家派遣(全4回):2023年7月~2024年2月実施
ワークショップで検討した課題の解決に向け、専門家が個別にフォロー・フィードバックを行い、自主的なセキュリティ対策の運営に向けた体制の構築を支援する。
対象となるのは、東京都内に主たる事業所を有する中小企業30社(ものづくり枠15社、サービス枠15社)で、参加費は無料、ホームページから受け付けている。