株式会社テクノルは5月10日、従業員300名以下の中小企業で自社Webサイトに関する業務の担当者1,001名を対象とした「Webサイトのセキュリティ対策」に関する調査結果を発表した。
同調査でWAFを導入しているか尋ねたところ、「はい」が53.7%、「いいえ」が46.3%となり、半数以上が導入していることが明らかになった。WAFの他に、どのようなセキュリティ対策を行っているか質問したところ、「常にCMSの最新アップデートを行っている」が34.4%で最多となり、「ウイルス対策ソフトを導入している」が26.0%、「CMSの管理画面の利用制限をしている」が21.8%と続いた。
これまでにサイバー攻撃を受けた経験があるか質問したところ、「はい」が33.1%と3割以上がサイバー攻撃の被害経験があることが判明した。サイバー攻撃の被害について尋ねたところ、「サーバーが停止した(繋がりにくくなった)」が45.6%で最多となり、「業務が(一時)停止するなどの支障が出た」が38.4%、「ウイルスに感染した(不正なプログラムをダウンロードさせられた、なども含む)」が26.0%、「Webサイトの情報が改ざんされた(自社ドメインが別の名称に改ざんされた、詐欺サイトに誘導された、などを含む)」が25%と続いている。