Web改ざん被害 中小企業の25%が経験 ほか | ScanNetSecurity
2024.04.26(金)

Web改ざん被害 中小企業の25%が経験 ほか

 株式会社テクノルは5月10日、従業員300名以下の中小企業で自社Webサイトに関する業務の担当者を対象とした「Webサイトのセキュリティ対策」に関する調査結果を発表した。

調査・レポート・白書・ガイドライン
これまでにサイバー攻撃を受けたことはありますか?
  • これまでにサイバー攻撃を受けたことはありますか?
  • WAFを導入していますか?

 株式会社テクノルは5月10日、従業員300名以下の中小企業で自社Webサイトに関する業務の担当者1,001名を対象とした「Webサイトのセキュリティ対策」に関する調査結果を発表した。

 同調査でWAFを導入しているか尋ねたところ、「はい」が53.7%、「いいえ」が46.3%となり、半数以上が導入していることが明らかになった。WAFの他に、どのようなセキュリティ対策を行っているか質問したところ、「常にCMSの最新アップデートを行っている」が34.4%で最多となり、「ウイルス対策ソフトを導入している」が26.0%、「CMSの管理画面の利用制限をしている」が21.8%と続いた。

 これまでにサイバー攻撃を受けた経験があるか質問したところ、「はい」が33.1%と3割以上がサイバー攻撃の被害経験があることが判明した。サイバー攻撃の被害について尋ねたところ、「サーバーが停止した(繋がりにくくなった)」が45.6%で最多となり、「業務が(一時)停止するなどの支障が出た」が38.4%、「ウイルスに感染した(不正なプログラムをダウンロードさせられた、なども含む)」が26.0%、「Webサイトの情報が改ざんされた(自社ドメインが別の名称に改ざんされた、詐欺サイトに誘導された、などを含む)」が25%と続いている。

《ScanNetSecurity》

編集部おすすめの記事

特集

調査・レポート・白書・ガイドライン アクセスランキング

  1. 重い 高い 検索も使いにくいメールを企業の 6 割が使う理由

    重い 高い 検索も使いにくいメールを企業の 6 割が使う理由

  2. 2024年第1四半期 IPA 情報セキュリティ安心相談窓口の相談状況、サポート詐欺被害時の漏えい可能性判断ポイントほか

    2024年第1四半期 IPA 情報セキュリティ安心相談窓口の相談状況、サポート詐欺被害時の漏えい可能性判断ポイントほか

  3. 社員のセキュリティ意欲高める施策とは? 罰則は逆効果 ~ プルーフポイント「2024 State of the Phish」日本語版公表

    社員のセキュリティ意欲高める施策とは? 罰則は逆効果 ~ プルーフポイント「2024 State of the Phish」日本語版公表

  4. 国内カード発行会社のドメイン毎の DMARC 設定率 36.2%「キャッシュレスセキュリティレポート(2023年10-12月版)」公表

  5. JIPDEC「個人情報取扱い事故報告」2022年版、最多原因「手順やルールに違反した作業や操作」

  6. サポート詐欺の電話番号「010」で始まる国際電話番号利用手口も

  7. フィッシングサイトのドメイン「top」が最多、デジタルアーツ調査

  8. ペイメントアプリケーションの改ざんに関する概説と対策を解説

  9. 7月のフィッシング報告状況、「.cn ドメイン」のフィッシングメールを多く確認

  10. プルーフポイント、マルウェア配布する YouTube チャンネル特定

アクセスランキングをもっと見る

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×