独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月19日、申請用総合ソフトにおける XML 外部実体参照 (XXE) に関する脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。日本電気株式会社の外山拓氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
申請用総合ソフト(7.9A) およびそれ以前のバージョン
法務省が提供する申請用総合ソフトには、XML 外部実体参照 (XXE) に関する脆弱性が存在し、細工された XML ファイルを当該製品に読み込ませることでシステム内の任意のファイルを読み取られる可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版にアップデートするよう呼びかけている。