独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月14日、JB問い合わせフォームにおける認可されていない行為者への個人情報の漏えいの脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。三井物産セキュアディレクション株式会社の東内裕二氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
JB問い合わせフォーム バージョン 0.6.1 および 0.6.0
JB問い合わせフォーム バージョン 0.5.2、0.5.1 および 0.5.0
JB問い合わせフォーム バージョン 0.40
ジューベー株式会社が提供するJB問い合わせフォームには、認可されていない行為者への個人情報の漏えいの脆弱性が存在し、遠隔の第三者によって当該製品を利用して設置したフォームから入力された情報を取得される可能性がある。
JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。なお、本脆弱性は JB問い合わせフォーム バージョン 0.7.0 で修正されている。