独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月4日、国土数値情報データ変換ツールにおける XML 外部実体参照(XXE)に関する脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。日本電気株式会社の外山拓氏と松本康平氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
国土数値情報データ変換ツール すべてのバージョン
国土交通省が提供する国土数値情報データ変換ツールには、XML 外部実体参照(XXE)に関する脆弱性が存在し、細工された XML ファイルを読み込むことで任意のファイルにアクセスされる可能性がある。
開発者では当該製品について公開終了しており、JVNでは恒久的な対策として製品の使用を停止するよう呼びかけている。