独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月27日、baserCMS における任意のファイルをアップロードされる脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社の井上大誠氏と三井物産セキュアディレクション株式会社の赤木悠祐氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。
baserCMS 4.7.5 より前のバージョン
baserCMSユーザー会が提供する baserCMS には、任意のファイルをアップロードされる脆弱性が存在し、当該製品にサイト運営者権限でログイン可能なユーザによって任意のファイルをアップロードされ、結果として任意の PHP コードを実行される可能性がある。
当該脆弱性は baserCMS 4.7.5 で修正済みで、JVNでは開発者が提供する情報をもとに、最新版にアップデートするよう呼びかけている。