GMOサイバーセキュリティ byイエラエ株式会社は3月16日、同社の高度解析部 金子孟司氏が所属するSECCON CTF運営チームが「サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞」を受賞したと発表した。
同賞は平成29年(2017年)より実施されており、サイバーセキュリティ対応の現場において優れた功績を挙げている個人・団体(チーム)を自薦又は他薦により募集し、その中から実績等を踏まえて表彰するもの。選考委員長は慶應義塾大学の村井純教授が務め、2月28日に受賞者を公表していた。
SECCON は2012年より、NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)の中で組織された、日本の情報セキュリティを先導する有志が集まり構成されたボランティアの組織で、世界の情報セキュリティ分野で通用する実践的情報セキュリティ人材の発掘・育成を目的とする。
総務省では、SECCON CTF運営チームの同賞受賞における功績として「20代・30代を中心とした少人数のチームで我が国最大のセキュリティコンテストにおいて攻撃・防御両者の視点を含むセキュリティの総合力を試すハッキングコンテストとして、国内外から700チーム以上が参加するCTFを成功裏に実施し、セキュリティエンジニアの技術力向上に寄与することで、我が国のサイバーセキュリティの向上に多大な貢献をした。」ことを挙げている。