PostgreSQL 拡張モジュール pg_ivm に複数の脆弱性 | ScanNetSecurity
2024.04.27(土)

PostgreSQL 拡張モジュール pg_ivm に複数の脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月6日、PostgreSQL 拡張モジュール pg_ivm における複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月6日、PostgreSQL 拡張モジュール pg_ivm における複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。

pg_ivm 1.5.1 より前のバージョン

 PostgreSQL にマテリアライズド・ビューの増分ビューメンテナンス機能を提供するIVM Development Group の拡張モジュール pg_ivm には、次のような影響を受ける可能性がある複数の脆弱性が存在する。

・情報漏えい(CVE-2023-22847)
→行レベルセキュリティで保護されているテーブル内の情報が本来アクセス権限のないユーザに漏えいする

・関数検索パスの制御不備(CVE-2023-23554)
→攻撃者が用意した任意の関数がマテリアライズド・ビュー所有者の権限で実行される

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートするよう呼びかけている。なお、本脆弱性は pg_ivm 1.5.1 で修正されている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×