ワンビ株式会社は12月22日、リカバリ領域を保全する状態での安全なデータ消去について、特許を取得したと発表した。
同社では2019年2月7日に、「データ消去方法、データ消去プログラムおよび管理サーバ」の名称で出願し、2022年12月1日に公開となった。
本特許は、ネットワーク経由で管理サーバからパソコンのデータを消去する際に、リカバリ領域が工場出荷時の状態から改ざんされていないことを判定した上で、リカバリ領域以外の領域にあるデータを復元困難な方法で消去するもので、ドライブ消去後のリカバリに係る作業を円滑にしつつ、工場出荷時と同じ状態でパソコンを安全に再利用できる。