デジタルアーツ株式会社は11月28日、クラウド版のWebセキュリティ製品「i-FILTER@Cloud」に新機能「クレデンシャルプロテクション」を追加し、11月26日から提供開始したと発表した。
「i-FILTER@Cloud」は、有害情報や業務に関係のないWebサイトの閲覧を防ぐフィルタリングに加え、外部からの攻撃や内部からの情報漏えいを防ぐクラウド版のWebセキュリティ製品で、国内で検索可能なURLを網羅したデータベースにより、危険なWebサイトや未知の脅威へのアクセスをブロックし、同社が安全と判定したWebサイトのみアクセスできる環境を実現する。
今回、追加した「クレデンシャルプロテクション」では、同社独自の技術により安全性を確認したURLのみ認証情報の送信を許可し、安全性を確認できなかったWebサイトへの認証情報の送信をブロックする機能で、通常のフィッシングサイトだけでなく、第三者が正規のWebサイトにフィッシングサイトなど悪意あるコンテンツを設置する改ざんサイトでも認証情報の漏えいを防ぐことが可能となる。
なお、「i-FILTER」Ver.10(オンプレミス版)では2020年3月から「クレデンシャルプロテクション」機能を提供している。