株式会社LogStareは10月25日、AWS WAF に特化したログ分析テンプレートをマネージド・セキュリティ・プラットフォーム「LogStare」に搭載したと発表した。
「LogStare」シリーズは、2001年の創業時からSOCサービスを提供し続けるLogStareの親会社である株式会社セキュアヴェイルの監修のもとLogStareが独自開発する純国産のSaaS型ログ分析・セキュリティ運用プラットフォーム。常時1.1万台のセキュリティデバイスを監視し、1日25億件のログを収集・分析するセキュアヴェイルのSOCノウハウを設計に反映し、日々のシステム監視業務からインシデント発生時の原因分析、AIによる障害予測まで一気通貫で実現し、セキュリティ運用に係る時間やコスト、人的負荷を総合的に低減する。
「LogStare」シリーズは8月にAmazon CloudWatch Logsの収集に対応しており、今回提供するAWS WAFのログ分析テンプレートでは、収集したログのうちAWS WAFに関連するログを抽出し、見やすい構造に変換、 セキュリティ運用の様々な観点に基づくレポートが作成できる。AWS WAFのログを収集し分析することで、自社運営のWebサービスがどの国からどのような攻撃を受けているか、一日当たりの攻撃件数はどのくらいか、正しく遮断されているか等の把握ができ 、セキュリティインシデントの予防や早期発見に活用できる。
AWS WAFのログ分析テンプレートは月額5万円から利用可能で、Amazon CloudWatch Logsを通じたログの取得方法やログ分析テンプレートを活用したレポートの作成方法は、LogStareが運営する技術者ブログ「KnowledgeStare」で公開している。