トレンドマイクロ株式会社は9月22日、Deep Security および Cloud One - Workload Security の Windows版Agentにおける複数の脆弱性について発表した。影響を受けるシステムは以下の通り。
Deep Security Agent (Windows版) 20.0
Deep Security Agent (Windows版) 20.0
トレンドマイクロでは、Windows版のTrend Micro Deep Security Agent および Cloud One - Workload Security Agent で、下記の脆弱性の存在を確認している。
・境界外読み取りの脆弱性(CVE-2022-40707、CVE-2022-40708、CVE-2022-40709)
→Windows版のTrend Micro Deep Security Agent および Cloud One - Workload Security Agentの境界外読み取りの脆弱性により、ローカルにアクセスした攻撃者が、攻撃対象のサーバ上の機密情報にアクセスできる可能性がある。脆弱性の悪用には、対象のシステム上で低い権限でコードを実行できる必要がある。
・リンク解釈の脆弱性(CVE-2022-40710)
→Windows版のTrend Micro Deep Security Agent および Cloud One - Workload Security Agentのリンク解釈の脆弱性により、ローカルにアクセスした攻撃者が、権限の昇格を行うことができる可能性がある。脆弱性の悪用には、対象のシステム上で低い権限でコードを実行できる必要がある。
トレンドマイクロでは、最新ビルドにアップデートするか、対象サーバにて不審なユーザからリモートアクセスされないよう十分な対策を取られていることを確認するよう呼びかけている。