Exment に複数の脆弱性 | ScanNetSecurity
2024.04.27(土)

Exment に複数の脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月24日、Exment における複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月24日、Exment における複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社STNetの森山響氏、株式会社エヌ・エフ・ラボラトリーズの中堂優也氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。

(PHP8) exceedone/exment v5.0.2 およびそれ以前、exceedone/laravel-admin v3.0.0 およびそれ以前
(PHP7) exceedone/exment v4.4.2 およびそれ以前、exceedone/laravel-admin v2.2.2 およびそれ以前

 株式会社カジトリが提供する Exment には、下記の複数の脆弱性が存在し、次のような影響を受ける可能性がある。

・反射型クロスサイトスクリプティング(CVE-2022-38080)
→当該製品を使用しているサイトにアクセスしているユーザのWebブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される

・SQL インジェクション(CVE-2022-37333)
→データベース内の情報を窃取されたり、改ざんされる

・格納型クロスサイトスクリプティング(CVE-2022-38089)
→当該製品を使用しているサイトにアクセスしているユーザのWebブラウザ上で、任意のスクリプトを実行される

 JVNでは、株式会社カジトリが提供する情報をもとに、Exment および laravel-admin を最新版にアップデートするよう呼びかけている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×