untangle に複数の脆弱性 | ScanNetSecurity
2024.05.08(水)

untangle に複数の脆弱性

独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月25日、untangle における複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性

 独立行政法人情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月25日、untangle における複数の脆弱性について「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。株式会社ステラセキュリティ/株式会社アカツキゲームスの小竹泰一氏が報告を行っている。影響を受けるシステムは以下の通り。

untangle 1.2.0 およびそれ以前

 Christian Stefanescu が提供するXML 文書を処理するための Python ライブラリ untangle には、下記の複数の脆弱性が存在する。

DTD の再帰的なエンティティ参照の不適切な制限(CVE-2022-33977)
→当該製品が動作しているサーバが、サービス運用妨害(DoS)攻撃を受ける可能性

XML 外部実体参照(XXE)の不適切な制限(CVE-2022-31471)
→第三者によって、ローカルファイルの内容を読み取られる可能性

 JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートするよう呼びかけている。

《ScanNetSecurity》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×