日本セキュリティオペレーション事業者協議会(ISOG-J)は6月23日、「Webシステム/Webアプリケーションセキュリティ要件書 Ver.4.0」への更新を発表した。GitHubで公開している。
同ドキュメントは、ISOG-JのセキュリティオペレーションガイドラインWG(WG1)とOWASP Japan主催の共同ワーキンググループである脆弱性診断士スキルマッププロジェクトが、Webシステム/Webアプリケーションに関して一般的に盛り込むべきだと考えられるセキュリティ要件について記載し、開発言語やフレームワークなどに依存することなく利用できる。
Ver.4.0では、ユーザー認証での多要素認証の実施をはじめ、パスワードの文字列や保存、XMLを使用する際の処理について等を更新している。