YKK AP株式会社は6月24日、同社の社員を装った不審メールへの注意喚起を発表した。
同社では、同社社員を装い、同社社員と同一のメールアドレスを用いた「システム利用料の口座振替不備による口座変更の依頼」等のなりすまし型ウイルス付きメールの送信を確認しており、取引先からも問い合わせがあったという。
同社によると不審メールは、差出人は同社社員の氏名だがメールアドレスのドメインが「@ykkap.co.jp」と異なる、メール件名が同社社員の「氏名のみ」となっている、メールの本文冒頭箇所に、氏名と併せてメールアドレスが記載されている等の特徴がある。
同社では、内容に心当りのない不審メールが届いた場合は、添付ファイルの開封や本文中のURLのクリックは控え、メールごと削除するよう注意を呼びかけている。また、システム使用料等の金額請求や情報提出等の依頼に対しては折り返し連絡し、念のため間違いがないか、確認を呼びかけている。