厚生労働省東京労働局は4月28日、Emotet感染による個人情報の漏えいについて発表した。
同局では、世田谷地域における「令和3・4年度地域若者サポートステーション事業」を特定非営利活動法人ワーカーズコープに業務委託していたが、業務委託先では3月1日にせたがや若者サポートステーションの事務所で同法人の法人本部職員を名乗る「なりすましメール」を受信し、添付されたExcelファイルを開封したところEmotetに感染し、委託事業の利用者などのメールアドレス宛に「なりすましメール」が送信された。翌3月2日に、複数の利用者から同法人職員や関係者を名乗る不審メールを受信したとの連絡があり、メールアドレスや氏名等の個人情報漏えいの可能性が判明した。