サイバーセキュリティは、研究者やユーザーが使うコンピュータの上の話から、企業の業務システム、そして産業分野の問題へと変化していった。さらに近年では、国家政策や安全保障にかかわる議論が活発になっている。
日本でも、e-Japan に始まり現在の世界最先端デジタル国家創造宣言まで、サイバーセキュリティは国家の IT 戦略議論の中心課題のひとつである。だが、その全体や経緯を把握している人は少ないのではないだろうか。近年は特にそうだ。分野毎にサイロ化している。
本稿は、NISC(内閣サイバーセキュリティセンター)の公開する資料「サイバーセキュリティ政策の経緯」を元に日本のサイバーセキュリティ政策の歴史と経緯を 3,500文字で俯瞰する試みである。
日本でも、e-Japan に始まり現在の世界最先端デジタル国家創造宣言まで、サイバーセキュリティは国家の IT 戦略議論の中心課題のひとつである。だが、その全体や経緯を把握している人は少ないのではないだろうか。近年は特にそうだ。分野毎にサイロ化している。
本稿は、NISC(内閣サイバーセキュリティセンター)の公開する資料「サイバーセキュリティ政策の経緯」を元に日本のサイバーセキュリティ政策の歴史と経緯を 3,500文字で俯瞰する試みである。